カオスな日々62

(2012.4.1〜6.30)

春到来

5月へ
6月へ

2012年
4.1
(日)
 4月になり春らしい陽気となる。桜も2分咲き程度か。
 「町中の辛夷(コブシ)の見ゆる二階かな」(花簑)
 来館者269,236名
4.8
(日)
 つまみかんざし教室開講。小学生からご年配の方・男性も混じり、幅広い層の生徒さんが集まった。皆さん熱心で質問なども度々あり、一生懸命だった。皆さん優秀。初心者向けの講習は本日が今年最後となる。次回の教室からは、経験者向けの講習となる。
 東京は金曜日に桜満開となった。今週は昼間の花見が出来ないので、毎日夜桜見物だった。7分咲きと満開では明るさが全く違う。同じ灯りでも、満開だと周りが明るくなっている。桜の力は凄い。
 「夜桜に話の後を出かけけり」(たけし)
 来館者269,479名
4.30
(月)
 つまみかんざし教室開講。今回から経験者対象の教室となる。基本的な作業から、チョット組み合わさった応用篇といったところか。昨年はこの教室は震災の影響で開催しなかったので、2年越しの方も何人かいらした。皆さん熱心に取り組んでいた。積極的な生徒さんが多かった。優秀。
 我が家では石楠花が終わり、牡丹が咲き出した。例年だと連休には牡丹が終わっているのだが、今年は1週間程度遅いようだ。1週間遅いのは桜と同じだ。梅雨くらいまでこの傾向は続くのだろうか? それともこれから急に暑くなり、1週間程度の遅れを取り戻すのだろうか?
 「石楠花や奥の院へは此の鎖」(南巒寺)
 来館者270,371名
5.3
(木)
 大雨と強風の影響で牡丹も終わりとなる。天気が良くても牡丹は3日で終わるので、短い花だ。しかしその分咲くと見事な花になる。
 「日輪を送りて月の牡丹かな」(水巴)
 来館者270,526名
5.5
(土)
 つまみかんざし教室開講。今回もわりと大勢の生徒さんが参加となる。皆さん熱心に取り組んでいた。優秀。
 菖蒲湯の日となり、気温も急上昇。牡丹も石楠花もすっかり終わり、クレマチスが開き始めた。クレマチスは花もちがいいのだが、いっぺんに咲いてしまいそうでもったいない。先週まではピンク系が多かったが、これからは紫系が主流になりそうだ。
 「窓開く鉄線の花咲きわたり」(青邨)
 来館者270,599名
5.18
(金)
 つまみかんざし教室開講。前回と同じ位の参加者となる。今回は年配の方が何名かあり、若干時間がかかった。しかし皆さん不満も言わず熱心に取り組んでいた。優秀。
 クレマチスも終わり、芍薬と都忘れが花を残しているがもう終わりそうだ。紫陽花まではまだ少しかかる。この時期の豆ご飯を食べる。
 「すき嫌ひなくて豆飯豆腐汁」(虚子)
 来館者271,076名
5.31
(木)
 早いもので5月も終わりとなった。
 「ことづてを云ひて筍括らるる」(雨石)
 来館者271,606名
6.1
(金)
 6月になりました。
 「蝶低し葵の花の低ければ」(風生)
 来館者271,643名
6.10
(日)
 東京は昨日「梅雨入り」、約1ヶ月に及ぶ雨のシーズンが始まった。が、今日の午前は真夏のような陽射しが降り注いだ。この時期、晴れれば夏で降れば春先の気候になる。
 恒例となった京都の催しの案内が届いた。正式発表はまだ先なのだろうが、忘れそうなので展示会情報に載せておく。
 「降うちに降出す音や五月雨」(玉東)
 来館者271,998名
6.30
(土)
 せわしなくしている内に6月も終わってしまった。無事に夏を乗り切れるのだろうか?
 「五月晴置けるが如き土手の家」(耕雪)
 来館者272,821名

日記63へ
メニュー
職人の机