カオスな日々9

(1999.1.1〜3.31)

2月へ
3月へ

とりあえず、今年もやるぞ!

1998年
1.1
(金)
目覚めたら熱は無かった。(昨晩、寒気がしたが)風邪ではなかったようだ。疲れと、不規則な食生活による体温の低下のようだ。念のため、午後まで寝ている。生まれて初めての寝正月だ。あけましておめでとうございます。
来館者4547名
1.5
(火)
池袋西武の催事が終了し、年末の15日から続いたデパート通いが終了する。正味21日間、その内休みは一日(元日寝ていた)、大掃除一回、宴会一回、のハード・スケジュールだった。片づけが終了してから、マッサージにかかる。身体中コチコチだった。風呂入って寝よ。
来館者4573名
1.6
(水)
三越本店(日本橋)に風呂敷を観に行く。知り合いが一階のホールで大風呂敷の製作をしている。3メートル四方の風呂敷を12日迄に完成させるそうだ。江戸時代から現代までの日本橋の風景を描いている。浮世絵の太鼓橋と地下鉄や三越の前に侍と女子高生が同居している。完成が楽しみだ。
メール2通来信。リンク依頼と、京都の芸妓さんから。リンクはホームページからではなく、小中学生の教育用ソフトの付録に収録するそうだ。芸妓さんからは年賀メール。昨年、舞妓さんの見習いが入門し、ホームページに写真が載っている。その子が我が簪を挿してしるそうだ。前に観た時は気が付かなかった。リンク集にも載せているが、ここからもリンクを貼ろう。芸妓のページ
来館者4582名
1.9
(土)
服飾関係の学校の生徒さんが取材に来る。年1回発行の機関誌の取材だそうだ。「道とは?」と云った質問を受ける。マスコミや商業誌と違う所だ。
来館者4607名
1.11
(月)
今朝の読売新聞によると、通産省は「溶接」「旋盤」等の技術習得に熟練を要する仕事の熟練工の仕事の手足の動き・力の使い方・視線の動き等を人間工学的に記録し、コンピュータでデータ・ベース化する計画だそうだ。これらの仕事は効率的な教え方が確立しておらず(いわゆる「見て覚える」方式)、後継者の育成が進んでいないそうだ。データ・ベース化によって後継者育成の一助とするらしい。全ての解決にはならないが、面白い試みだ。ただ、知識として覚えた技術は応用がききにくい事も多いので、技術習得の補完的使い方が良いのだろう。
ニュースでインターネットや伝言ダイアルがやたらと登場する。伝言ダイアルについては利用した事が無いので何とも云えない。風俗で使われる以外に、阪神大震災の時に活躍した事が記憶にある位だ。インターネットについては、利用者はまだ国民の一部である、とした前提で紹介されている。一昔前のオタク的利用者のイメージがまだ残っているらしく、悪意は無くともそんな紹介のされ方が多い。事件が事件だけに暗いイメージだけを拾い出している。インターネットが縁で舞妓が誕生した話の様な明るい話題(俺にとってはとても明るい話題なのだが..)の類を取り上げている物は皆無だった。俺はチャットの経験も無いが、映像で見たオフ会の明るさが印象に残った。インターネットを全否定する見解は無かったが、「使う人の問題」「使われ方の問題」と云った当たり前の締めくくりだ。なら、暗いイメージを植え付けるな。犯罪の温床なら、自動車・電話の占める割合はインターネットの比では無い。交通事故の死亡者は年間1万人を越えるし、直接・間接的に電話を使用した犯罪は無数にあるだろう。その時いちいち「使う人の問題」「使われ方の問題」と云ったコメントを聴いた事が無い。インターネットはユーザーにとっては、自動車・電話くらい当たり前の存在になっているのだ。
来館者4628名
1.14
(木)
20代の主婦の方から、アンケートの回答があった。「ロードが重い」旨のご指摘があった。プロバイダのせいにばかりはしていられない。画像も軽くしなければ。
以前、アメリカへご一緒した凧関係の方のサイトを発見。別の凧サイトを探していたのだが、偶然に発見した。近々リンクさせて戴こう。その旨送信する。独自の宣伝が出来る大きな組織の運営するサイトは、わざわざこちらからリンクする必要は無いが、個人が運営するこのようなサイトは発見され難いので(見つけるのに慣れが必要だ)、微力ながらご協力しよう。
来館者4664名
1.19
(火)
ブルブル、ゴホゴホ、ズルズル。
来館者4705名
1.20
(水)
ゴホゴホ、ズルズル、は多少続いているが、大分楽になった。昨日のビタミン注射と、「フロモックス錠・セフェム系」なる抗生物質、「PL顆粒」「メジコン錠」「ムコダイン錠」の処方が効いているのだろう(処方箋に書いてあった名前だが、薬の名前は読みにくい物ばかりだ。3回続けて読んだら必ず間違えるな)。今、我が家では咳をしていない者は居ない。異常乾燥が原因だろう。
こんな体調の中、凧のサイトへリンクを貼らせて戴いた。多少面識のある方だったので、直ぐに了解が戴けた。ご自分でも凧を作る方なのだが、とにかく凧の画像が豊富だ。小中学生向けのページ等もあり、参考にさせて戴く。小中学生向けのページ作りでの注意点等をメールでお伺いする。
教室希望のメールを戴く。以前問い合わせがあった人だが、教室関係は全て郵便で連絡しているので、その旨返信したら連絡先を教えてくれた。3月位にはご案内出来るだろう。
今日から実在の博物館を開館する。例年通り長めの年末年始休みが明けたわけだ。今年の開館初日は4名の来館者だった。例年より多いな。
3月のコンサートの会場との打ち合わせの日取りを決める。月末に決定。会場側と出演者・主催者が一同に介し、当日の進行に合わせ準備する事等を決めるそうだ。いよいよ本格的に動き出した感じだ。
新年会の連絡が入る。「遊びでは集まりたくない」と云っていた連中なのだが、こうした事は別らしい(それならもっと別の遊びのアイディアがあるのだが....)。ともかく明日FAXをしなければ。
体調が良くなり、久々に書いたので長くなったが、本当はものすごく書きたい話題が別にあるのだが、止めておこう。書いても構わないのだろうが、控えるのが礼儀だろう。只「不正が起こりうる可能性が僅かでもあったら、それは排除する」とした姿勢は立派で信用のおける態度だ、と思った。尚、謎めいたこの件に関する問い合わせには一切お答え致しません!
来館者4711名
1.21
(木)
先日、「凧ページに協力しよう」などと書いたが、ヒット数では倍以上の違いがあった。しかも推察するに、公開日数はこちらよりも短いようだ。自惚れも甚だしい。非礼をお詫びします。因みに、昨日のお伺いに返信があった。小中学生向けのページ作りの参考にさせて戴く。
風邪、更に快方に向かう。
来館者4718名
1.24
(日)
東京は久々に本格的な雨。人と植物は喜び、ウィルス(昔は「ビールス」と呼んだっけ)は悲鳴をあげているだろう。缶カメラなる物で写した写真が出来上がる。被写体はズレていて、スナップ以外のピントは合わず、ストロボも近距離だけに効いていた。使い捨てカメラより使い方が難しそうだ。
昨晩、S雲さんに男子が誕生した。彼も父親になったようだ。夜、FAXが送信されて来た。夜のFAXは悪い知らせが多いのでドキッとしたが、早速バカ親、イヤ親ばかになったS雲さんが子供の写真を送って来たのだった。来年の年賀状は想像がつく。
昨日はS雲さんに子供が誕生し、今日24日はMacintoshがデビューした日だそうだ(15年前)。そして明日25日は、我がホームページをアップした記念日である。3年目に突入かぁ。
来館者4747名
1.30
(土)
ホームページも2年が経過し、ヒット数が約4800(一日平均6〜7)件、メール数が約150通。ホームページとしてはマイナーだが、伝統工芸としては検討しているほうだろう。リピーターを増やす努力を怠っていたので、今年は本当に本格的な模様替えをしなければ。前から言っているのだが、なかなか進まない。今年は本当に着手せねば。
来館者4801名
1.31
(日)
ドタバタしている内に1月も終わりだ。2月・3月はもっと早そうだ。出来る事は今の内にしていこう。でないと、間に合わない事が出て来そうだ。
来館者4808名
2.1
(月)
高田馬場には予備校が沢山ある。この時期、予備校は大学入試の会場として貸し出されている。今日も神奈川の大学の入試があり、会場入口に「合格確認」の受付係がいた。以前は電報で「桜咲く」などと打っていたのだろうが、最近は「インターネットでお知らせします」と宣伝していた。ホームページに合格番号を全て掲示するのか、個々にメールで知らせてくれるのか、具体的な方法は分からなかったが、時代を反映している。パソコンがあれば誰にでも出来そうな商売だな。高校と契約すればいい商売になりそうだ。
明朝早く、鹿児島へ飛ぶ。天気予報だと3日に鹿児島に雪が降るそうだ。
来館者4813名
2.6
(土)
節分に鹿児島より無事に帰京。展覧会初日に、鹿児島では何年振りかで雪が舞っていた。平野部では積もりはしなかったが、思いがけぬ雪に人々は外出を渋ったようだ。しかし古来より「初雪は吉兆」とされているのでヨシとしよう。鹿児島での展覧会はバレンタインまで続く。
2月3月は例年雑用が多く、簪作りの話しを期待して日記を読まれている方には申し訳ないが、今週は殆ど簪作りをしていない。イヤリングを少々作ったくらいだ。教室の準備もしなければならず、来週もあまり仕事にならないようだ。
仲間の人形作家が松屋銀座で展覧会をしているので昨日行く。今までと全く作風の違う人形もあり、楽しめた。奥さんが人形の着物を作っているのだが、こちらの方も遊び心が伝わってくる。
ホームページをご覧になった方が高田馬場へ来館された。最近は「ホームページを観た」と声を掛けて下さる方が増えてきた。横浜よりのご来館ありがとうございました。
来館者4853名
2.19
(土)
2月にしては所用が多すぎて日記を書く気分にならなかった。コンサートに展覧会・教室の準備に追われている。3月は予定が詰まっているので、4月の出張の準備もしておかなければならない。コンサートはほぼ準備が整った。あとはどれだけ来場者があるのかが心配だ。ガラガラにならなければ良いが...。柳染めの展覧会の準備も最終段階になった。今制作中の物が上手く行けば、良い雰囲気になりそうだ。
暫く日記をサボっている内に、来週にも来館者が5000名になりそうだ。
来館者4968名
2.22
(月)
「人類最強の男」が前田日明に勝ったそうだ。K-1だアルティメットだ、グレーシーだのフグだのカレリンだのカオリン(これは違うか)だのといろんな奴が出てくる。ルールの違いで勝敗が変わるので、最強の男は誰なのかハッキリしない。やれ「手がついた」だの「足が出た」だの「肩がついた」「拳で殴った」だので負けになったのでは観ている方も釈然としない。噛みつき技を覚えたタイソンに勝てる者が何人いるのだろうか? しかし、「人類最強の男」なるキャッチもパッとしないなぁ。昔のプロレス界には、先日亡くなった「東洋の巨人」の好敵手に「人間発電所」ブルーノ・サンマルチノなるレスラーがいた。今なら電力会社や環境保護団体が泣いて喜びそうなキャッチだ。その他にも「マットの魔術師」というオカルトなソープ嬢みたいなキャッチを持ったチャンピオンがいた。
テレビで「Linux」について報道していた。WidowsやMacに並ぶ第3のOSになりそうだ。多くのボランティアによって作り上げられた無料のソフトであるのが強みだ。関係者は将来的に「Linux・Windows・MacでOSのシェアを三等分したい」ようだ。OSの独占による弊害が、利便性よりも問題視されて来ているので、歓迎される出来事だろう。軽くて安定したOSなら大歓迎だ。個人で「Unix」を使うのはチと敷居が高いし...。
来館者4985名
2.24
(水)
来館者数が5000名を突破!(まぁ、この内1000回位は自分で見ているのだろうが)ご来館戴いた皆様、ありがとうございます。最近はあまり更新をしていませんが、今後はもっと分かりやすいホームページを目指すつもりでおります。感謝、感謝。(記念すべき5000番目の方はどんな方だったのでしょうか?)
本日の読売新聞・夕刊「シティライフ」の欄にコンサートの紹介が掲載された。当日に直接来られる方の為に120席は用意してあるのだが、実際はそんなには来ないかも知れない。空席が目立つよりも、満員の方が演奏者も張り合いがあるだろうからなるべく多くの方の来場を期待しています。3月6日、もしお時間がありましたら四谷区民ホールまでお越し下さい。お待ちしております。
来館者5002名
2.25
(木)
昨日来、マウスの調子が悪い。ポインタが縦方向に全く動かなくなった。ドロー画面の編集が出来ない!マウスのボールを外し、ローラーを直接指で動かし急場をしのぐ。マウスが使えずキーボード操作だけだと、書類を閉じ、アプリを終了し、電源をおとす位しか出来ない。別のアプリを起動する、と云った操作が出来ない。マウス・ボールを外したついでに掃除をしたら、山のように埃が出てきた。ローラーに付いたゴミのような物もとったらマウスは復活したが、以前のようなゴロゴロ感が無くなってしまった。スピードは速いのだが、マウスを動かしている実感がない。あのゴロゴロした快感は埃のおかげだったのか?今日、新宿に出たついでに新しいマウスを購入する。新品のマウスのあの微妙な操作感は快適。PCをいじっている実感がする。
来館者5010名
2.27
(土)
今年最初の「つまみかんざし教室」開講。人数が少なかったのと、生徒さんが優秀だったので普段より早く終了する。いつもこのペースだと楽なのだが....。久々の教室だったので、感覚が戻っていない。説明が多少くどくなったかもしれない。
来館者5014名
2.28
(日)
アッという間に2月も終わりだ。コンサートと展示会をひかえているので時の経つのが早い。来週の土曜日にはコンサートが開演する。読売新聞に掲載されたのでポツポツ問い合わせがある。どの位来場者があるのだろう。来週はあまり仕事になりそうもない。註文品も溜まっているし、困った。
今月のホームページ上の来館者は212名、メールが3通。メールの割には来館者が多いな。来館者の割にメールが少ないのかな?
来館者5020名
3.1
(月)
今日から春。ラジオは春の歌を流し、風も暖かくなり、沈丁花の蕾も白くなって来て淡く香りだした。我が家の君子欄は早めに咲いたので、もう花を落としてしまった。月が変わるとこんなにも気分が変わるものなのか。
来館者5028名
3.2
(火)
いわゆる「ファミコン・ゲーム」にほとんど興味は無い(ゲーセンは好きだが..)のだが、報道によるとソニーの次世代プレステは凄いらしい。搭載されるCPUが128ビット、だそうだ。このスペックは、パソコンを軽く越えオフィス・コンピュータ、ワークステーション等のコンピュータをも越える物だ。DVD-ROMをもカバーし、この環境でゲームを製作したらテレビのCGはおろか、映画のCGをも越えるゲームが出現するのではないか。東芝との共同開発によるCPUだそうだが、単なるゲーム専用機の枠を超えてしまった。新技術を楽しい事の為に使う、といった発想はアップル社の思考と通じる物がある。期しくも今日、インテルが「Pentium3」を発表したらしいがかすんでしまう。コンピュータの世界もクラス分けが無くなり、ボーダレスの時代になるのか。電卓やICカードから、スーパー・コンピュータまで大した違いが無くなるのかも知れない。次世代プレステは来年の発売を予定しているそうだが、この世界の常として発売は遅れるのではないかな。湯川専務(今は常務らしいが)もこれから大変だ。
来館者5030名
3.6
(土)
今年最初の大イベント、「博物館・開館5周年記念コンサート」が無事に終了した。残念ながら、満員にはならなかったが、一階席は7分以上の入りで良い雰囲気になった。実施したアンケートによると、「お囃子・獅子舞が良かった」「チェロが良かった」との感想が多かった。今回は、「喋り」に関しては全て素人だったので、その点多少の不具合があった。しかし開催にあったり、出演者を含め全ての人が私共の主旨を理解して戴き、なるべ経済的な負担を少なくする努力をしてご協力戴いたおかげで、開催する事が出来たのです。少々の不手際はご勘弁下さい。ご来場戴いた方々を初め、出演者並びにご協力戴いた皆様、本当にありがとうございました。
来館者5060名
3.7
(日)
昨日のコンサートの開催までの経緯を少々ご説明しよう。発案されたのは昨年の春、4月か5月頃だったと思う。「つまみかんざし博物館が開館して5年になるので、今までお世話になった方や来館された方に何か恩返しをしよう」という気持ちがそもそもの発端だった。音楽なら好き嫌いが少ないので、コンサートが良いだろう、という軽い気持ちから始まった。演目は自分達の趣味と、身近に居る頼みやすい演奏者により自然と決まっていった。仕事仲間に鳥越神社でお祭りの時にお囃子をしている人がおり、主旨を伝えると賛同してくれて協力をしてくれた。「若手中心メンバーによるお囃子と獅子舞ならコンサートの意義にも合う」との返事だった。即決まり。クラシックの部は、やはり仕事上で知り合った方が音楽事務所の方を紹介して下さった。しかも音楽事務所の担当の方の母上とは知り合いだった。主旨を説明すると、やはり「若手メンバーの四重奏団なら、コンサートの雰囲気にも合う」との話しだった。これも即決まり。無論、どちらの演奏も過去に聴いた事があり、演奏内容に不安は一切無かった。そしてどちらも出演料は安くして戴いたようだ。
次に会場だが、つまみかんざし博物館を管轄する新宿歴史博物館(れっきとした新宿区立の施設であり、職員は区の職員である)に相談へ行くと、「教育委員会の後援を受ければ、区の施設が安く借りられる」との指導を受けた(これも行政指導なのかな?)。(新宿歴史博物館の方はコンサート当日に手伝いにも来て下さった)「後援」を受けるべく正規の手続きを行い、区の施設を探した。当初は100名位の会場を探していたが見つからず、450名の四谷区民ホールに決定した。またもや偶然にも四谷区民ホールの担当者の方は、つまみかんざし博物館開館時にお世話になった方で、コンサートの宣伝にも協力して下さった。
かように、偶然と幸運と善意によってコンサートの概要は決まって行ったのでした。
来館者5070名
3.13
(土)
一週間メールが無い時もあれば、一日で5通のメールが来る時もある。チョット気分が滅入っていた時だったので、メールを読んでいて和まして貰った。
来館者5135名
3.15
(月)
明後日より銀座で「かんざし展」を行う。昔、銀座にあった柳並木の子孫の柳の葉で染色し、簪やアクセサリーを作った。その発表会である。
友人が添付書類で写真を送って来たので、「だんご3兄弟」に加工して送り返す。なかなか良い出来だと思う。
来館者5150名
3.17
(水)
本日より、松屋銀座での「銀座の柳染め・かんざし展」開催。昨日の読売新聞朝刊・地域面に同展の事が掲載されたせいか、多くの来場者あり。結構忙しい一日だった。今回の自信作がだいぶ売れてしまった。一点物などでは既に無い物もある。火曜日まで続く。
ある人に「Win Zip」の使い方を訊ねられる。「Win Zip」はシェアウエアなので、フリーウエアの「LHA形式」を奨めるが、本人はどうも「世界標準」が好きらしい。解凍(伸長)ソフトはどちらもフリーウエアなので、相手が日本人なら貰う身としてはどちらでも構わないのだが...。
来館者5166名
3.18
(木)
甥っこが「だんご3兄弟」のCDを入手した。ライナーノーツによって、バックダンサーの身元が判明した。しかし何故一人だけ名前がひらがななのだ? 我が家の2兄弟は、正座で踊りながら聴いている。「だんご」の威力はすさまじい。
来館者5173名
3.20
(土)
銀座での作品展をみて、アンケートへの回答があった。その他、銀座をみてから高田馬場への来館もあった。ありがとうございます。銀座での作品展は23日までです。
来館者5197名
3.22
(月)
連日の銀座通い、疲れました。普段履き慣れない革靴を履き、一日中立ちっぱなしはシンドイです。やはり物を作っているのが好きで接客に慣れていないので、たまに接客態度が悪い場合がある。偶然にそんな時に出くわしたお客さん、ゴメンナサイ。「銀座の柳染め、かんざし展」も明日が楽日。時々、「ホームページを見ている」と声をかけて下さるお客さんがあり、嬉しくなる。
来館者5216名
3.23
(火)
「銀座の柳染め かんざし展」無事に楽日を終了。数々の方々にお世話になり開催出来た事を改めて御礼申し上げる。また多数ご来店戴いた方々ありがとうございました。今回は伝統を売り物にせず、伝統に根ざした技術を現代に活かす事が出来たと思う。何年周期かで訪れる作品の転換期のきっかけが今回の作品展になるような気がする。また過去の経験によると、新作が世の中に受け入れられるのに約3年かかる。(新作で発表した物が実際に人気が出て売れるようになるのに、3年くらいかかっている)この経験からすると3年後くらいにはブレイクするのではないか? と秘かに期待している。
来館者5223名
3.26
(金)
NHKで「かんざし」の番組を放映していた。夜の9時台に「かんざし」の特集を30分も組めるのはNHKの凄さだろう。歴史や現状などもさり気なく触れ、タレントでは無い有名人のコメントなども折り込む所などは放送局の良心かな? ただフランスの有名デザイナー等の提案は、我々が10年以上前から行っている事だった。簪を初めて見た人の意見なので、「そこまでが限界なのかな?」と思う。つまみ簪に限っては、我々があの様な使い方を提案して来ても日本社会には(2〜3の例外を除いて)なかなか受け入れられなかった。今後に期待したい。また極個人的な感想では、番組で橋本澄子先生のお元気そうな姿を観られたのが最も印象深かった。3度程お目にかかっただけだが、初めてお目にかかったのは国立博物館に勤務されている頃で、最後にお目にかかった時は、大学で教鞭をとられている頃だったと思う。それから数年はご無沙汰している事になる。父子で自費出版した本にも前書きを書いて戴いた。お元気そうで何よりだ。ともかく、あの様な時間帯にああした形で簪にスポットを当てて貰った事は嬉しい限りだ。
来館者5247名
3.27
(土)
今年2回目のつまみかんざし教室開講。器用な方が多かったらしく、人数が多かったにもかかわらず時間通りに終了した。優秀、優秀。しかし最近は道具として貸与しているピンセットを持って帰ってしまう人があり、困ったものだ。気軽に参加出来るように参加費はなるべく安くしているのだが、それでピンセットを持って行かれると赤字になってしまう。この現象が続くようだと、お互いに気まずい関係になってしまう。困ったものだ。
来館者5266名
3.28
(日)
我が Macintosh はMicrosoft が資本参加する以前に製作されたせいか(OS も古いままだ)、どうも Microsoft 製品とは相性が悪いようだ。ノートンの検査で2ヶ月に1回くらいは「重大な問題を発見」となってしまう。大概が Microsoft 製品の何かの書類がひっかかる。その度にCD から起動し、修復をはからなければならない。原因になりそうなソフトを削除してしまえば良いのだが、データ互換やブラウザによる表示の違いの確認の為に最低限残しておかなければならない物ばかりだ。ひとたびソフトをインストールすると、100近くの書類が流れ込み他のソフトと共用する為にそのソフトを削除しても書類の削除はままならない。何とかしてくれ。
来館者5282名
3.29
(月)
明日早朝より北九州の小倉へ行く。約1週間の出張だ。恒例になったが、小倉の皆さんよろしく。その間、ホームページの更新もメールの返信も行いませんので悪しからず。では、行ってきます。
来館者5287名
3.31
(水)
小倉での販売会の初日。天気良い、人出もまずまず。一年ぶちにお会いする皆さん、ご無沙汰でした。昨年私が公衆電話からインターネットに接続していたのを不思議そうに覗き込んでいた知人が、今年はバイオ・ノートを持ってきた。PHS経由で私のホームページを見る。その早さ(色々な意味で)に驚く。
来館者5308名

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