展示品のつまみかんざしを観て「欲しいので値段が知りたい」という人も出て、これは過去3回の展覧会の時には全く無かった事です。中国の経済が発展し人々の生活が豊かになって来た証拠でもあり、つまみかんざしの文化交流を続けて来た私たち日本人にも嬉しい出来事でした。でも、展覧会なので販売は出来ません、ゴメンナサイね。 |
<会場内> |
<会場内の見学者> |
展示内容は、つまみ簪が約100点と写真が約50点です。 会場は約20畳ほどのこぢんまりとした建物です。床は石畳で、三方の壁面にガラスケースがはめ込まれています。この中につまみ簪を展示し、ガラスケースの外側に写真を展示しました。会場は古い歴史的な建物なので、電気の配線がありません。従って照明設備がありませんでした。灯りは自然光による間接照明だけです。写真では暗く映ってますが、肉眼では説明文も問題なくハッキリと読める明るさでした。ちなみに閉場は5時です。 |
テープカットで助手をつとめてくれた女の子たちが、交代で会場の案内役もつとめてくれました。彼女たちが頭につけている飾り(牡丹?)は、紙で作った造化のようでした。外のセレモニーの時は暑そうに思えた衣裳も、建物の中に入るとヒンヤリとしていて暑そうには見えませんでした。 |
<清朝時代の衣裳> |
<製作実演> |
初日だけでしたが別会場にて、つまみ簪の製作実演を行いました。多くの方(特に女性)が大変に興味深く見学していまいた。中でも「瀋陽故宮博物院で展示品の修復」の仕事をしている人たちが、一緒にピンセットを持ち、つまみ簪作りに参加しました。さすがに手先が器用で、覚えが早いのには驚きました。 |
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